地球の熱を感じさせる島「三宅島」を旅してみた

ようやく島のことについて記事を書く…正月だらけて過ごしてしまった…

 

さて、去年の夏に東京湾から約180km南に位置する三宅島に行ってきたので、記憶が残っているうちに記事を残しておこう。

 

三宅島の概要

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一般情報

位置     東京湾から南海に180km

面積     55.44km

海岸延長   38.3km

人口     約2,500人

最寄りの港  竹芝港(東京)

火山の存在感が強くて、もっと大きい島かと思ったけど、意外とそこまで大きくはない。

地図で見ると結構遠く感じるけど、八丈島とかに比べるとずっと近いような気もする。

 

三宅島のアクセス

基本的に三宅島に上陸する方法は2つ。一つ目はフェリー、二つ目は飛行機だ。

フェリー

フェリーは東海汽船が運行している大型客船を利用することになり、東京の竹芝港から出発して所要時間は約6時間半くらい。

時間がかかるからか、どうやら23時発とかの深夜発の1便しかないっぽい。つまりに早朝に島に着くことになる。

私が使用した便で行くと

竹芝港 22:30 発 →   三宅島 翌05:00 着

といった感じ。

なお、帰りは

三宅島 13:45 発 →   竹芝港 19:50 着

となった。

金額は座席のグレードによるけど、8,000円〜23,000円と長距離便ゆえ結構する。ちなみにネットで予約すると割引があったはず。

なお、季節によって出港時間が細かく変わったりするようなので、必ずホームページをチェックした方が良い。

 

飛行機

利用しなかったので詳しくはホームページ等で確認してもらいたいが、所要時間は1時間弱で、調布から1日3本ほど出ているようだ。

金額は片道17,500円とフェリーよりはお高め。

所要時間は短いものの、到着時刻はフェリーに比べると遅い時刻になるため、旅のシチュエーションに合わせて使い分けてほしい。

 

竹芝港からフェリーに乗りこむ

今回はフェリーを使って三宅島に行くとしよう。というか、船で上陸しないと島に来た感が全くしない。

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そびえ立つタワマンを横目に品川駅から竹芝港を目指す。

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竹芝港に到着、って人多すぎぃ!

マリンスポーツのシーズンだからか、サーフボードとか釣り竿とか持っている人でごった返していた。こんなに人で溢れる港の待合所に来たのは人生初めてだ。ちゃんと船に乗れるかコレ…

予約はしていたけど、乗船に必要な事項を記入し、チケットを購入。

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三宅島行きのフェリーが到着。南極とかにでも行くのかっていうくらい派手な黄色の船。

みんながぞろぞろと船に乗り込んでいく。こんなに乗船者の多い船に乗るのも滅多にないので、なんか落ち着かない。

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自転車を持ち込んだけど、船員の方が保管場所まで丁寧に案内してくれた。

船内は結構新しい感じで、結構広い。子供達がはしゃぎ回っている。

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ちなみに私が今回使用したのは一番安い2等室。室といってもカーペット張りの床に、顔が隠れる程度のパーティションがあるだけで、最大8人のいわゆる雑魚寝部屋である。

安さに目が眩んで利用したものの、これははっきり言って選択ミスでした…

何せ床が硬くて寝れない…!寝れないからスマホでも見ようかと思っても、電波が繋がらない…(一応Wifiが設置されているようだけど、全然電波が届かない)

100円で毛布が借りられたので、敷いて抵抗してみたけど、ほぼ意味無し。

どこでも寝れるって人以外は、せめてマットレスで寝られる特2等室以上をおすすめします…

 

という訳で、スタート前から散々な旅になってしまった。

 

海の上に突如現れた三宅島

全く寝れないまま船に揺られること6時間。

そろそろ着港が近づいてきたので、せっかくだし甲板に上がってみる。

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すると何もない大海原に突如巨大な島が。これが三宅島かー。

今までそれなりに島を訪れたけど、過去1で存在感がある島だ。

 

ワクワク感に酔いしれていると、あっという間に着港した。

阿古という港だそう。島に着いたらまずは島の全体が分かる看板を撮影する。

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今回は時計回りに自転車で周ることにする。

この夜明け前の島の感じって何でこんなにワクワクするんだろうか。やっぱり旅は早朝に限るぜ。

 

西エリア

今崎海岸

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自転車で走り出して5分もしないうちに、突如真っ黒の海岸が目に飛び込んできた。

今崎海岸という海岸だそうで、1643年の噴火で流れ出た溶岩で形成されたそうな。

近くにはメガネ岩という奇岩もあるが、一個しか穴が空いておらず、どこがメガネ岩?と思ったけど、どうやら二個あったうちの一個は台風の影響で崩落してしまったらしい。

いきなり非日常的な景色を見せつけられ、早くも圧倒される。

火山体験遊歩道

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更に北に10分ほど走ると、火山体験遊歩道を発見。ここは1983年の噴火によって流れ出た溶岩の上を歩くことができる。

この遊歩道のあるあたりは集落があったそうだが、溶岩によって消滅してしまったそうだ。

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また、近くには阿古小中学校という廃墟もあり、噴火の恐ろしさをそのまま残している。

とにかく、こんなにもゴツゴツとした真っ黒な溶岩が多い尽くす場所は滅多にある場所ではなく、自然の前には人間も敵わないのだと改めて思い知らされる。

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一方、木々に目をやるとところどころに枯れた木が生えている。ここは植物にとっても過酷な環境であるみたいだ。

 

北エリア

伊豆岬

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海岸線付近を30分近く走ると、風光明媚な灯台が近くにあるそうなので、寄ってみた。

海側に下ると、突如海を見おろす大パノラマが広がる。

伊豆岬という展望スポットであり、以北の伊豆諸島も遥か彼方に見ることができる。

海のそばには小さな灯台が立っており、足元は波と風に浸食された地面とポツンとベンチだけがあった。

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マジで周りは何も無いため、ひたすらベンチに座って遠くの海を眺めているのも風情があっていい。

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ちなみにここから更に北へと続く海岸線の道は、さっきの今崎海岸とうって変わって北海道のような青々しい草原が広がり、自転車で走りがいがある。

三宅島は少し場所が変われば景色もコロっと変わる、自転車で走っていて本当に飽きない島だ。

 

西エリア

ひょうたん山

本当は島の北側にある、椎取神社という神社の地中に埋まった鳥居を見たかったんだけど、どうも林の中にあるっぽく、明らかに人が立ち入る雰囲気が無く、ビビって奥まで進めませんでした…

島の西にはひょうたん山という黒い小山があるので行ってみた。

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が、かなり細い砂利道を下り、着いた場所は山の斜面の下側で、どう入っていったらよいか分からず、結局そのまま引き返すことに。そもそも山の上に登れたかもよく分からないまま終了。

椎取神社といい、空振り続きでヘコむ。

後で知ったけど、道路から見るこの山の景色が良かったみたいだ。

三宅島空港周辺

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三宅島一周道路(県道212号線)から三池浜を望む。起伏に富んだ大地と大海原のコントラストが素晴らしい。

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この辺りに三宅島空港があるらしく、着陸した観光者を迎えるためか、道路にはハイビスカス、ソテツの木が並び、景色の随所に南国っぽさが表れる。

真夏のこの日は気温が30度くらいあったけど、四方が海に囲まれている島特有の気候のためか、それほど暑さは感じない。むしろ、日陰で涼む分にはちょうどよいくらいの爽やかな夏の暑さだ。

 

南エリア

三宅島空港を抜けるとちょっとした市街地に入る。

ここで弁当を買ってようやく昼ご飯を食べる。朝早く行動し過ぎると、定食屋とかどこも開いていない時間帯に行動することになってしまうのがネックだ。

ちなみに弁当を買った店を開店時刻に待っていたものの全然開かず、違うところに行こうとした直後にお店の人が現れて店を開けてくれた。

こういう時間に少しルーズなところも島であれば許せてしまう、気もする。笑

長太郎池

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噴火によって作り上げられた、長太郎池なるものがあるようなので、海側まで下ることに。

干潮時には波が入ってこないため、フィッシュウォッチングとかにはちょうどいいみたいだけど、景色的には特にどうということは無かった。

むしろ、道中に道路から見下ろした坪田漁港のほうが見応えがあった。

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はるか向こうには三宅島からさらに南にある御蔵島が見える。

てかあんな断崖絶壁の島に人口300人ぐらい住んでいるようだけど、そもそもどうやって上陸するんだ…

 

新鼻新山

さぁ最後の観光スポット新鼻新山(にっぱなしんざん)に向かう。

Google mapで位置を確認しながら、さぁ近くまでやってきた。

・・・けどそれらしき入口が無く、気づけば通り過ぎてしまった。

看板とか見落としてしまったかな?と思い引き返してもそれらしい案内表示も無い。

周辺を行ったり来たりしていると、ガードレールの切れ目がある。

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まさかこれが入口じゃないよね?と恐る恐る木々のトンネルを抜けると海岸に抜けた。どうやらこれが入口だったようだ…分かりにく過ぎるだろ…

そのことは置いておいて、この新鼻新山、旅行好きの私もそれなりの数の観光地を巡ったけど、その中でも一番といっていいほど奇妙で、印象に残った光景だ。

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というのも、この何も無さそうな入口から入って、50mほどの木々のトンネルを抜けていきなり見えるのがこの真っ黒な砂浜に青い海、そして奥にそびえる赤い崖のような山である。

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他に誰もいなかったことも相まって、まったく違う星に来たような感覚になり、表現できないような気の高ぶりを感じた。

大げさかもしれないけど、ここに来るためだけに三宅島に来る価値があると思う。

(それゆえ、入口の分かりにくさが惜しまれる…)

崖に近づくと赤い岸壁とその地層がはっきり見える。

この山も1983年の噴火でできた火砕丘とのことだ。自然は時にとんでもない景色を作り出すなぁ。

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崖の上まで登ってみたけど、どこまでがしっかりした足場が分からないため、あんまり上までは登らなかった。こんなところで海に転落したら見つかるのは何日先なんだろう…

ただただ茫然と黒い砂浜に立ち尽くし、風の音を聞いていた。もっといてもよかったけど、本当に違う星に取り残されたような気分になりそうで、しっかりと目に焼き付けて、新鼻新山を後にした。

本当にここは来て良かった。

 

七島展望台

一応見たいところは全て回ったのだけど、港に向かう帰り道、三宅島の展望台に続く交差点を通った際、時間もあったので、三宅島の本体である火山を見渡せる七島展望台へと向かうことに。

e-bikeだから来れるけど、普通の自転車では絶対におすすめできない傾斜角15%はありそうな激坂を5kmほど登ると、まるで登山に来たかのようなパノラマが広がる。

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島の中心を見ると緑豊かでなだらかな三宅島が見え、反対側には雄大な海を望むことができる。

三宅島の標高は775mと思いのほか低い山だけど、それを感じさせないほどの裾野の大きさを感じた。

一方、道中の所々に避難壕があり、この山が今も生きている山であると思い出させてくれると共に、噴火したことを考えるとゾッとする。

 

三宅島1周完了!

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全行程を終えて、港まで戻ってきた。思ったより早く帰ってこれた。

船が来るまで、待合所をぶらぶら見ることに。理由はよく分からないけど、三宅島の島名や魚がデザインされた色んな種類のTシャツが販売されていた。10種類以上あったような気がする。

2階ではレストランもあり、時間があったため、ラーメンをいただいた。魚の出汁ベースで疲れた体に沁みる。

 

そうこうしているうちに、船がやってきたので、乗り込む。これにて朝の5時から始まった三宅島の旅は終了。

いやー、想像していたよりもずっと見応えのある島だった。至る所にある火山の痕跡は、地球の熱をダイレクトに感じることができる。

ちょっとアクセスに時間はかかるけど、是非1度は訪れていただきたい、おすすめの島です。

 

ちなみに、帰りの船も2等客室にしたけど、行きとは打って変わりガラガラだったものの、行きと同様全然寝れませんでした。今度はクーラーが寒過ぎる…

 

東京の南側の島は、まだ八丈島、青島、そして最果ての小笠原諸島といった魅力的な絶海の孤島がたくさんある。今後はこれらも訪れてみたい。

 

島旅おすすめ度

アクセス     ★★★☆☆

フェリーに関しては、東京から6時間以上かかるものの、都心から行けることもあり、距離の割には時間や手間がかかるといったことは感じない。

客室料金も比較的安価だし、また、大型客船ゆえか、そんなに突然の欠航も無さそう。

ただし、1日に1本しか無いため、旅程を組む際は制限が多そうだ。

 

島旅感      ★★☆☆☆

それなりに大きい島なだけあり、島特有のノスタルジー感は特段感じない。

ただ、景色が変化に富んでいるため、平地ではなかなか味わえない旅を感じる。

 

観光地      ★★★★☆

とにかく溶岩が冷えて固まった荒々しい黒い大地、雄大な火山、南国を感じさせる街の雰囲気といい、見るべきポイントは多くて何処に行くにしてもワクワクした。

特に新鼻新山は一見の価値がある。

 

島の活気     ★★☆☆☆

公道時間が早朝すぎたからか、あまり島の現地の方や、観光客とは合わなかった。

お店とかもさほど無かったようにも感じる。

 

自転車との相性  ★★★☆☆

火山島だからもっとアップダウンのある道かと思いきや、意外ときつい坂や危険な道は無く、1周した際の距離も30km〜40kmと観光を交えながら走る距離としては丁度よく、結構自転車との相性はいい気がした。

ただし、展望台に向かった際に通ったような、島の中央に向かう道路は相当な坂道になる。

 

旅の所要時間   12h〜24h

サクっと周るなら半日あれば十分だけど、食事とかも含め、しっかりと観て周るなら泊まってもいいかと思った。星もキレイそうだし。

 

 

琵琶湖の幻の島「奥の洲」に行ってみた

2023何は今までで一番暑い1年だったそうだ。

 

そのせいか雨も全然降らなくて、近畿の水瓶である琵琶湖も例外ではなく、マイナス70cm以上水位が下がっているらしい。

 

もちろんこれ自体は良いニュースでは無いんだけど、その影響で普段は上陸できない、幻の島に上陸できるようになっているらしい。

 

てなわけで、島旅人としては、これは是非行かねばと思い、昨年末に行ってまいりました。

(他の島旅全然アップできていないのに・・・)

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幻の島「奧の洲」の場所

ニュースとかで琵琶湖にあるのは知っていたけど、具体的にどこにあるか知らなかったので、調べたところ、奧の洲というところにあるらしい。

Google mapで調べるとこんなところ。普段は水鳥を見に訪れる人がいる場所だ。

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最寄駅はJRの河毛駅というところで、そこから西に6kmちょっと

どうもバスとかも走っていないようなので、駐車場もあるっぽいけど、大した距離でも無いし、河毛駅でレンタサイクルを借りて自転車で行く事にした。

レンタサイクルは駅に隣接しているコミュニティハウスで借りられる。

 

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金額は非電動なら500円。やっす。

 

いざ幻の島へ

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河毛駅に到着。当然のごとく無人駅だ、いい感じ。

自転車を無事借りて出発。

 

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琵琶湖側に向かい、のどかな田園風景の中をひたすらママチャリで疾走する。

滋賀県て何でか知らないけど、一直線の道がやたら多い気がする。走ってて気持ちいい。

ほぼ直線だったこともあり、迷うことも無く30分程度で奧の洲に到着

奧の洲、ってどっかに書いている訳でも無いため、意識してなければスルーしてしまうかもしれない。

 

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一応、この水門っぽいのが目印。幻の島は、この水門の横道から入る。

 

上陸

この時点で一眼を持ってきたのにバッテリーを忘れた(家で充電したままにしてた)事に気づきました・・・ということでスマホで撮影。

 

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水門の横の茂みを抜ける事になるのだが、当たり前と言えば当たり前だけど、元々湖に沈んでいた地面なため、めっちゃくちゃぬかるんでいる。女性の方は靴とかに要注意だ。

 

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忍者のように流木や木板の上を飛び移り、奧の洲を繋ぐ砂州まで出ることができた。ここまでくると普通の砂浜と同じ路面になるため、靴の浸水の心配は不要だ。

 

さながら、小豆島のエンジェルロードっぽい道幅と距離。

 

ちなみに、琵琶湖ぐらい大きい湖だと潮位があるようで、一応満潮の時間は避けて訪れたが、この日の時点では、琵琶湖の水面はマイナス75cmくらいであり、砂州の大きさとかを見た感じでは、おそらくこのレベルの水面低下だと気にする必要はない気がする。

 

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琵琶湖の上(中?)を歩いている。何とも不思議な気持ち。

ニュースでも取り上げられたからか、結構人が来ていた。

 

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さあ、奧の洲の島の本体にいざ上陸。

が、当たり前と言えば当たり前だけど、何て事のない無人島だった。

 

特にこれといった石碑があるということもない。これがゲームなら隠しダンジョンとか宝箱があっても良いもんだけど。

 

一応行けるところまで島の周ってみたけど、ただ草木が生えているだけであった。

 

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とはいえ、ここから見る夕日はなかなかいい感じ。何というか、普段水鳥しか見られない景色を見ることができるのは貴重な体験だ。

てな訳で、日没も近づいてきたため、これにて撤収。

 

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山頂が白く輝く伊吹山を見ながら帰路についた。

 

「幻の島」を訪れた感想

島単体で見ると、本当にただの無人島なんだけど、通常は訪れることができない島に上陸できるということはあまり無いことなので、近くに住んでいる人は行ってみてもいいかもしれない。まぁ異常気象がずっと続いて、渇水が当たり前になりそんなに珍しいことでもなくなるかもだけど。

一方で渇水による水不足となるとそれは大変なことなので、早く雨が降って欲しいという気持ちもある、複雑な島だ。

 

あと、長浜から北は奥琵琶湖になると思うけど、ロケーションとしては非日常感があって、それも旅感があっていい感じ。

 

ちなみに、琵琶湖には沖島とか竹生島といった、他の島にはあまりない変わった島もあるので、奧の洲のついでに是非これらの島も訪れてほしい。

ATAMI ART GRANT 2023の感想(2日目)

熱海の海を見ながら2日目開始。

 

2日目はACAO FORESTATAMI  ART VILLAGE(メイン会場)来宮エリアの作品を見にいく。

 

エリアごとに結構離れているため、レンタサイクルを借りて見に行くことに。

 

が、これが選択ミスであったことに後で後悔することになろうとは・・・

 

レンタサイクルを借りに行く

芸術祭では基本的にレンタカーかレンタサイクルを使うことが多いけど、今回はそんなに会場が点在しているわけでもなく、かつ熱海の狭い道を走るのがイヤであったため、レンタサイクルを借りて巡ることにした。

もちろん熱海の坂は普通の自転車では対応できないため、電動のものを借りる。

 

「熱海トライサイクル」さんを利用した。ぶっちゃけネットで検索したらここしかヒットしなかったためこちらを利用させていただいたが、それにしても、熱海のような観光地にも関わらず、競合他社がいないのは不思議である。

そもそも自転車を使うっていう発想が無いのかな。坂がめっちゃ急だし。

 

総距離は各会場を巡ってもせいぜい15キロ程度、全然余裕!

と、この時は思ったのだが・・・

 

ACAO FOREST

まずは最初の会場、ACAO  FORESTというところに向かう。

 

熱海の激坂かつ細い道を恐る恐る自転車で下る。

そして、海側まで降りてきて、熱海港のところあたりで嫌なことに気づく。

 

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この135号線を登ってACAO FORESTまで、せいぜい3km程度の道だが、明らかにレンタサイクル程度の自転車が通る道でない、というほどに路側帯が無く、かつ、車通りが多いのだ・・・

 

それでも、頑張って激坂を登ったのだけど、トンネルをくぐったあたりでキブアップ。坂でふらつくと車に接触しそうになり、結構危ない。

 

てなわけで、途中で自転車を停めて、結局バスでACAO  FORESTまで行くハメに・・・もうちょっと通る道の下見をすりゃよかったと反省。

 

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このACAO FORESTというところは、どうも熱海の海沿いの坂にある公園(というより庭?)みたいだ。

 

本来入場料は4,000円なのだが、ATAMI ART GRANTのチケットを持っている人は、2,000円になる。てか、4,000円はいくら何でも高くないか。

 

中に入ると、まずバスで一番上まで行き、そっから歩きで下まで下っていくという、高齢者に配慮したスタイル。

 

バスを降りると熱海の海が見下ろせる。天気も良いし、なかなか開放感が素晴らしい。

 

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降りてすぐのレモン畑に、大宮エリー氏の作品が。どうもこのアートイベントのものでないからか、マップに記載が無い。

犬島でも同氏の作品を見たことがあるが、ついつい写真を撮ってしまう、そんな作品。

 

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2b 土井健史氏のじゃまな境界という作品。他のエリアにもあるのだけど、正直あまりよく分からない作品だ。

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2g 松田将英氏の#powerspotという作品。

この人は、去年のATAMI ART GRANTで巨大な絵文字のバルーンを展示する等、個人的には結構気になる作家さん。

ただ、このハッシュタグの作品(絵画みたいな作品もある)に関しては、「自然とテクノロジーとが融合した「新しい霊性の時代」を映し出す」とのことだけど、これもあまりよく分からず、インパクトは薄い。

 

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2k 市原えつこ氏のディストピアの秘境・熱海支部という作品。

ディストピアの世界を統御する架空組織の秘密の隠れ家を制作。

いかにもAIが作ったよ的な絵の胡散臭さといい、こういう作品は結構馬鹿馬鹿しくて好き。

 

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2f vug氏のgardman というガードマンBOXの作品。

実際中に入って服が着れました。

 

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その反対側に、2c 中村岳氏の遡及空間という大型の作品。

空中をキャンバスに見立て、立体的に絵を描いたような作品。この広場を覆い尽くすように設置されている。

 

ACAO FORESTの見どころはこんな感じかな。

日が暮れるのも早いし、急いで次のエリアに行く事に。

 

ATAMI ART VILLAGE(メイン会場)

ACAO FORESTから一旦、ホテルニューアカオの横を通り過ぎ、再び熱海港まで戻ってきた。

 

そこから、ATAMI ART VILLAGEの会場まで一気に坂を駆け上る。

が、これがまた相当な坂で、電動自転車といえ結構しんどい坂だ。熱海の坂ナメてました。

 

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坂を必死こいて登ること20分、ようやく会場が見えてきた。

メイン会場、とあるが、メイン会場感は全く感じられない。

むしろ、この会場に来る人は相当なアート好きだと思えるくらい、離れた場所にある気もするんだが。

 

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1b 山拓氏のModels(Pair,6sets,12rings)という作品。

この作家の方は、東京とかでインパクトのある作品を多数発表してて、こんアートイベントで一番気になっていた人。

当作品は、鑑賞者の足音などに反応し、オブジェクトが光ったりする、幾何学的なイメージ。

 

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1a 宍倉志信氏の子どもたちの庭という作品、というよりゲーム。

積み木遊びを題材としたゲームだが、如何せん、複数人プレイヤーがいないとそもそも遊べない(他のプレイヤーが参加するまでお待ちください、となる)。

何とか他のプレイヤーを操作してゲームを開始したものの、ちゃんと説明を見ていなかった自分が悪いのだが、上手く積み木が積めない・・・!

 

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1e 坂井存+TIAR氏の重い荷物というゴムチューブの作品。

人が持つエントロピーをゴムチューブを膨らませて表現。この作品、背負ってみたかった。

 

このエリアは紹介したものも含め、5個くらいしかない。思った以上にサッと終わってしまったため、最後のエリア、来宮エリアに向かう。

 

来宮エリア

この来宮エリアは他のエリアに比べると随分点在して作品がある。ここでようやく自転車で行動したメリットが生まれました。

 

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35 鮫島弓起雄氏の立体寸法−バーコマド・1階−という作品。

現行の建築基準法では建てることができない空き地に、建物未満の間取りを立体的に表現。

この間取りの建物は現存するものだが、現在の建築基準法ではこの間取りのものも建てられない、というコンセプトが面白い。

この間取りが建てられない理由は何なんだろうか。

因みにこの作品の地下にはAR作品がある。

 

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YR4 ゴッドスコーピオ氏のFox Sing/孔雀の呪法というAR作品。

スマホのカメラを通じて、鳥の目から見た光景を見ることができる。

清々しい青い空も、毒々しい赤い空に変わり、なかなか面白い。

 

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YR5 榎並爽野氏のpower pawaa spotというAR作品。

ステッキを持った2人が現れるのだが、素っ気ない服装がなんともシュールである。

 

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30 梅原徹氏のEnvelopes,the Sunという作品。

が、何と故障中で見れなかった・・・結構気になっていたのに、残念・・・!

 

まとめ

レンタサイクルを返す時間になったため、駅前に戻ってきた。

 

本アートイベントの感想としては、正直なところ、前回(行ってないけど)の作品に比べると、少しインパクトは控えめだった印象。

一方で、ARを使った作品が多くて、それは今後の可能性としても、もっと拡大しても面白いかもしれない。

 

ただ、他の芸術祭に比べると少し残念なのが、パンフ含めて、案内が不親切なことである。

 

案内看板が無いから他の人も結構迷っていたし、パンフの情報も、作品の映像も説明も何も無く、期間制限のある作品についても特に何も記載が無いため、訪れても空振りとなる作品があった。

 

芸術祭といったアートイベントに関心が無い人を引き込む点においても、もっとわかりやすいイベントになることに期待したい。

 

それにしても、開催地の熱海というロケーションはやっぱり素晴らしい。是非次年度も参加したい。

ただし次は絶対に自転車で行動するのはやめよう笑

(個人的にホテルニューアカオを会場として是非復活させてほしい・・・)

 

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因みに、全てのAR湯めぐり作品を巡ると熱海駅前のインフォメーションでグッズのくじ引きができる。

エコバッグとかもあるらしいけど、当たったのは缶バッジ。缶バッジ集めてるからこれはこれでちょうど良かった。

ATAMI ART GRANT 2023の感想(1日目)

秋になると芸術祭がたくさん開催されてスケジュール調整が忙しい…!

 

今年の秋は奥能登国際芸術祭とATAMI ART GRANTに参加。

 

ということで、奥能登の感想は今度書くとして、直近に行ったATAMI ART GRANT 2023について感想を書いてみる。

 

ちなみに、基本的には全ての作品の写真は撮っているけど、印象に残ったものを中心にピックアップして感想を書いていきます。

概要

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開催場所は熱海駅周辺。開催期間は2023年11月18日(土)から12月17日(日)

PROJECT ATAMIというアートを盛り上げる取り組みの一環として、2021年から3年連続で開催しているらしい。

 

作家の数は50組となかなか多く、作品数もイベントを除いても30個以上あるようなので、おそらく1日では回りきれない。

 

会場も、メイン会場、駅前、シーサイドエリア、ACAO FORESTと駅周辺とはいえ少し散っている(特にACAO  FORESTは熱海城の向こう側と、駅からそれなりに距離がある)ため、全部見きりたい方は1泊2日で巡るのをお勧めする。

 

熱海駅前エリア

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まずはチケットを買いに行く。

駅南の坂を30メートルほど下ったところにインフォメーションがあり、ここで購入できる(他のところでも購入できるみたい)。

金額は3,000円。割とマイナーな芸術祭だから仕方ないけど、少し高い気もする。

ただ、前売りとかもあったみたいで、もう少し安く買えたようだ。

まぁでもイベントと会場の都市にお金を落とすことで、次年度以降も継続して開催してもらうためのお布施みたいなもんだ。あまり気にしない。

インフォメーションは結構目立つ装飾の緑の入り口。芸術祭のことを知らない人が、ちらちら中が気になるようだ。

なお、インフォメーションといっても、グッズも何も無い。というかこのイベント自体グッズが何もないようで、そこは少し寂しい気もする。

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チケットはテレホンカードのようなものだった。大体こういう芸樹祭とかはスタンプラリーのような冊子になっていることが多いから、カードのチケットは珍しいような気がする。

 

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9a トモトシ&TOMO都市美術館氏シティ・オブ・ペットという作品。

都市をペットのイメージを重ねたもので、こちらが第三者から可愛がられているような感覚にさせられる作品。

犬のぬいぐるみ着た映像がシュールだった。

 

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11 坂本森海氏やわらかな石:温泉余土というARを使った作品。熱海駅のトンネル切削工事の際の石を、温泉余土として陶芸技法を用いて器を作成。

ARでどこにでも映すことができるため、なかなか面白い。

それにしても、地下通路がどこにあるか分かりづらく、結構迷った。

 

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13 百瀬文氏Melting Pointという体験型の作品。

静寂のカウンターでは、作家の体温と同じ温度に温められた白湯を飲むことができる。

ここも入り口が分かりにくい(というか本当にこの部屋に入っていいか迷う)うえ、部屋が静かすぎて、めっちゃ緊張した。

そういう意味ではある意味一番記憶に残った作品。白湯の温度は本当に人肌の温度で、何ともいえないぬるさ笑。

 

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15b BYMAN氏Portraitという絵画作品。モザイク画のように単純化されているけど、誰だか何となく分かる。おそらくマイケルジャクソンとフレディマーキュリー。

ちなみにこの作品の会場は坂の上のホテルにあるのだが、結構な坂で登るまで結構しんどい。

というか熱海の坂は思った以上に急坂で、少し侮っていた…

 

シーサイドエリア

ここには作品がかなり密集しているから取りこぼさないように見て回りたい。

ただ、ここで気づいたのだが、このイベントは案内表示が一切無いのだ。熱海という狭い道の特性もあったのだろうけど、もうちょっと案内には力を入れて欲しい…

 

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19 副産物産店廃景/熱海リサーチプロジェクトという自動販売機の作品。300円入れると小さい廃棄物を購入できる。

本当に廃棄物が出てくるのかと思って試してみたら、マジで小さな廃棄物とおそらく廃棄物が取れた所の写真?が付いているだけだった。悪い意味で期待を裏切らなかった笑

 

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20 みょうじなまえ氏羽化と孵化という作品。

性役割から解き放たれた存在を蝶として表現する。ディズニーとかのアトラクションのような雰囲気の作品だった。

 

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22 原田裕規氏Home Portという映像の作品。

ビルの屋上の廃スペースにあり、ハワイのラハイナの火事をモチーフにした作品。少しずつ映像が変化していく、いわゆるアハ体験の映像だ。

なお、同氏の作品は1階にもあり、何と30時間以上、地球上の生物を読み上げていく大作。逆に30時間くらいで本当に全部読み上げきれるんだろうか…

なお、このビルは廃ビルかと思うくらい、ややこしいところにあり至る所が傷んでいたが、どうやら人が住んでいるらしい。

 

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16a 水田雅也氏熱海鰐園という作品。過去に熱海に実在した鰐園を、知っている人間の話を聞き、再解釈。

結構真面目な内容の、研究発表のような作品だった。

 

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16d 神谷紀彰氏不在は器に随うという陶器の作品。

タオルの質感をした陶器が、熱海の風に揺られて、金属音のような打音が鳴り響く。

屋上には服の形の陶器がひっそりと設置されていた。デザインがどうみてもヤムチャにしか見えなかった。

 

 

他に、湯めぐりルートという名目で、AR作品が多数(他の会場も合わせて7作品)あった。

総じて言えるのは、カオスなものばかりで、お湯の要素があんまり無い気がする笑

 

 

他にも多数作品があるが、印象に残ったものはこれくらいか。

 

駅前エリアが2時間シーサイドエリアが3時間くらい時間がかかったかな。まぁまぁ歩いたんで、結構熱海の町も満喫できた気もする。

 

日がだいぶ暮れてきたので、この日はこれくらいにしておこう。2

 

それにしても、11月も末ともなると、1日が本当に短いなぁ…

 

はじめに、使用機材とか

 

初めまして。

 

 

このブログは、島旅アート(主に芸術祭)について、写真とともに、感じたことを気ままに、つらつら書いていこうと思います。

 

自分は当然ライター的な仕事とも無縁だし、文章力があるわけでもなく、カメラの撮影に長けているわけでもないです。

 

自然体に、ゆっくりと、島やアートの魅力を発信できれば良いなーと考えております。

 

なので、島旅は観光地とかにクローズアップしたものではなく、どちらかというと道中の景色とか、スローな旅ならではの何気ないものを写していこうかと思ってます。

 

ということで、まずは使っている機材について、簡単に紹介します。

 

 

カメラ

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カメラは重たいけどミラーレス一眼で撮影している。

 

CANONEOS RPという機種で、一応フルサイズ機である。

 

冒頭にも書いた通り、カメラに関しては素人同然なため、はっきり言って持て余しているけど、やはりスマートフォンで撮影するのとは描写力が大違いなため、取り出すのめんどいけど頑張ってこいつで撮影している。

 

この機種の特徴でいうと、画質とかは上位機種とも遜色ないレベルだそうだけど、一方でUIがいまいち、連続撮影が全然できない(秒間5枚)、バッテリーの持ちが非常に悪いなど、カメラ好きの人には至る所がヘボくなっている。

 

ただ、めちゃくちゃ安い。

自分が買った時は、レンズとセットで15万くらい。一般的に、ミラーレスは30万くらいするので、これでもかというほど安い。

 

さらに、(ミラーレス一眼の中では)結構軽い。

一個上位機種のEOS Rは重さが660gだが、EOS RPは485g。

たかが200グラムと思うけど、カメラを首にかけるとこの僅かな重さの差でも首への負担が結構変わってくる。軽いに越した事はない。

 

正直、UIとかはそんな複雑な使い方しないから気にしたことないし、動くものも基本は撮らないから連続撮影とかもしないし、バッテリーもちょくちょく撮るくらいであれば、何とか1日はもつレベルで、さほど苦になったことはない。

 

2019年製で、型落ちの機種にはなるけど、まだそれなりに売れているっぽいので、購入を検討している人は是非ご参考ください。

 

 

 

ウェアラブルカメラ

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自転車に乗っている時は、GoPro  HERO8を。

歩きメインの時は、DJI  Pocketを使っている。

 

将来的にはYouTubeとかで動画も作りたいと考えているため、写真と合わせて撮っている。今は考えているだけだけど。

 

GoProは広角に撮れるのがウリのはずだけど、湾曲した映像があんまり好きじゃないから、リニアで撮影している。

 

DJI Pocketは、ジンバルがやはりGoProとかのアクションカメラに比べると安定していて、かつ色の仕上がりとかもこっちのがキレイなため、基本、歩きの旅はこちらを使用。

 

なお、つい最近までは初代のOsmo Pocketを使用していたけど、ついに新機種が発売となったため、DJI  Pocket3を購入!これからの撮影がちょっと楽しみだ。

(GoProはフリマアプリで購入した型落ち機種なため、そろそろ新しいのにしたい…)

 

 

 

自転車

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特に大きい島を見て回る時は、なるべく自転車で行動していて、船に乗せる関係もあり、折りたたみ自転車を使用。

 

BESV(ベスビー)のPSF1という機種で、何と折りたたみかつ電動の自転車である。

 

特徴は、電動折りたたみにしては結構軽い方(18.3kg)で、オプションだけどキャリーが付けられるため、基本的に折り畳んで移動する際は、押して持っていける。

 

また、バッテリーも一番軽いモードであれば、坂とかによって変わるけど、体感的には50km〜100kmは電動アシストが持つため、特に坂道が多い島旅では結構有効。

 

折りたたみも慣れれば3分くらいでできてしまうため、細かいフェリー移動の多い島旅ではストレスなく輪行ができる。

 

とはいえ、軽いわけではないため、担ぐときはしんどい。あと、重いが故に、倒れたときの故障にはいつも警戒している。

 

ロードバイクに比べると遅く、せいぜい時速20km〜25kmくらいしか出ないけど、自分のような旅を考えている人はご参考に。

 

 

と、普段使っている機材はこんな感じ。色々持ち歩きすぎな気がする。

 

特に自転車で旅する場合は、充電器とか輪行袋とか持ち歩かなくてはならないため、荷物が結構かさばる…

 

もっと軽い折り畳みeーbikeとか出れば良いんだけどなーと考えることもあるけど、お金がいくらあっても足りないからガマンして使おう。

 

 

以上、初投稿はこれくらいにしておこう。

 

そういや、基本的にはSNSはやっていないけど、インスタはやってるんで、ぜひ登録お願いします。

(アイコンの貼り付け方とか分からん)